ワンハンドキャッチはポストに必要不可欠な技術

ポストはもちろんですが、全員がふだんのキャッチボールからワンハンドキャッチの練習をしておくと良いですね。
いつも味方のパスが欲しい場所への意思を出しても、そこに来るとは限らないからです。

 

 

例えば、相手と競い合う速攻でのワンパスや、ポストプレーでのエリア内でのバウンドパスなどは、基本通り両手でキャッチしようとしても、カットされたり、時間を無駄にしてしまい決定的なチャンスを逃しかねません。

 

 

ですが、ワンハンドキャッチが上手くできれば、速攻でパスが乱れても、スピードを落とさずに相手に止められることなくシュートまで持ち込めます。

 

 

また、ポストプレーでのゴールエリア内でのバウンドパスを意図的に届く距離よりも遠くに弾ませるようにして、ポストがそのままワンハンドでキャッチしてタップするように押し込めば、ポストがトップスピードでゴールエリア内に飛びこんでいく、一種のスカイプレーーのようになりますね。

 

 

したがって、ワンハンド(片手)キャッチは、身体の離れたところでボールをキャッチでき、相手に邪魔されることなく次のプレーにスムーズに移行できるメリットがあるわけです。
また、ポストは味方を生かす為に、相手ディフェンダーがが動けないようにライン際で立ち止まって壁になってブロックするスクリーンプレーも大切で、ポストはスクリーンをかけて、味方のアシストをするだけではありません。

 

 

味方のロングシュートに詰めさせないようにする前スクリーンは、それだけでも十分ですが、相手ディフェンダーの横に位置取りしてバックプレーヤーが切り込むスペースを作る横スクリーンでは、自分がボールをもらえる体勢を常に作っておかなければなりません。

 

 

片手で相手デイフェンダーを押さえて、スペースを確保しつつ、もう一方の片方の手でバウンドパスをキャッチして、シュートに持ち込んで行くなど、味方がシュートを打てないときには、スクリーンをしながら片手でキャッチできるような体勢が理想です。

 

この元・ハンドボール日本代表キャプテン東俊介監修のハンドボール・ポストプレーヤー育成プログラム(DVD)では、ワンハンド(片手)のみを使ったキャッチ訓練法で、左右両方で出来るようになれば、シュート回数が増え、結果的に点を多く決められる選手になることができます。

 

更に、ポストプレーヤーが知るべき、前スクリーンとは違う「横スクリーン」の注意点やテクニックも分かるので、しっかり取り組めば短期間で相手ゴールキーパーが恐れる一目置かれる優れたポストになれるでしょう。

 

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